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同一人物の30分以上の間隔を開けない一連の行動を意味します。何の行動も観測されないまま30分が過ぎるとそのセッションは終了し、次に行動が観測された際には新しく別のセッションが開始されます。
セッションの上限時間は12時間で、これを過ぎると30分を待たずして、新しいセッションが開き直されます。12時間も休みなくサイトを閲覧する人はまずいませんが、ボットによる機械的なクロールでは起こりえます。
セッションは「訪問」と呼ぶこともあります。
ページが表示された回数です。その単位はpvとしています。
ブラウザの「戻る」による再表示はカウントされませんが、「更新(リロード)」による再表示はカウントされます。また設定で自分のサイトとして識別されなかったページへのアクセスや、外部サイトへの移動はページビュー数としてカウントされません。
ビジターの行動を時系列で記しています。左側の「表示」「リンク元」「クリック」と書かれているのは行動の種別です。「表示」はページビューとして加算されますが、「リンク元」「クリック」は加算されません。
また「復帰」が記録されることがありますが、これはブラウザの「戻る」が使われた時に記録されるものです。別のタブや別のアプリから戻ってきた時も同様です。こちらもページビューとしては加算されません。
秒数はページからページへ移動するまでの時間です。最後のページの後にも秒数が記録されることがありますが、それはブラウザのタブが閉じられたり、フォーカスが外れるまでの時間です。
インターネット上の住所とも言える値です。
IPアドレスからビジター個人を特定することができると誤解されることもありますが、それほど万能ではありません。異なる人が同じIPアドレスを共有することも、また逆に同一人物のIPアドレスが変わってしまうこともあります。例えば同じWiFiルーターに接続している家族はIPアドレスが同一になりますし、そのIPアドレスが翌日に変わってしまうことも珍しくありません。
したがってIPアドレスはビジターの追跡や特定に直接的には役立ちません。
IPアドレスに与えられた別名です。その文字列からは回線を提供する企業や地域、国の名前を推測できることがあります。IPアドレスによってはホスト名を与えられていないものもあります。
ホスト名に続いて都道府県名が表示されることがあります。これはホスト名に含まれる文字列から推測しているに過ぎず、GPSなどの位置情報を利用して得ているわけではありません。
地域はスマホやPCに設定された標準時から算出した経度帯(タイムゾーン)です。
言語も同じくOSに設定された値であり、サーバにアクセスする際にHTTPヘッダに含めて送信されるものを集計しています。
ブラウザの種類を表す文字列です。サーバにアクセスする際にHTTPヘッダに含めて送信されます。この文字列からはOSの種類も推測できます。
文字列中に含まれるバージョン番号などのわずかな違いから、個人を識別する目的で長く使用されてきた経緯がありますが、プライバシー保護に厳しくなった近年では、バージョン番号の細かな記載が省略され、そういった目的で利用するのは難しくなっています。
iPhoneのSafariの「デスクトップ用Webサイトを表示」という機能は、User-Agent文字列をiPhoneのものからmacOSのものに変更し、いわば擬態によってサーバに錯覚させてPC向けのコンテンツを要求するものです。タッチパネルでありながらmacOSとして解析されるものはおよそこれにあたります。このようにUser-Agentは比較的容易に偽装できてしまう値です。
CPUの利用可能な論理コア数です。実際のCPUの数・CPUコアの数とは異なることがありますが、コンピュータの処理能力を測る上である程度は参考になります。詳しくはMozillaのサイトの説明をご覧ください。
タッチパネルが同時に何本までの指に対応できるのかを示す値です。指の本数を知ることに特に意味はありませんが、タッチパネル端末かどうかを知る上で役立ちます。
プロキシとはネットワークの中継点を意味します。表中に「プロキシ」の項目が含まれる場合、そのホストからはプロキシ特有のHTTPヘッダが観測されており、中継点であることが疑われます。
その値にはIPアドレスやホスト名が含まれることがあり、それらは中継点より先に位置する本当のホストを指しています。この場合はプロキシの項のホストこそ真のホストであり、ホスト名の項がむしろプロキシを意味することになります。
観測されたプロキシ特有のHTTPヘッダは「ボット・プロキシ」のページからも探すことができます。
サイトを訪れた人のことです。「訪問者」とも呼びます。
個体識別とそれに基づく追跡は、個々のビジターにいわば背番号を与え、それをビジターのブラウザのCookieに記憶させることで実現しています。Cookieが続く限りは追跡を継続できますが、Cookieが削除されてしまうと次回の訪問時には別人として識別することになります。
Cookieの管理はブラウザごとに別で行われるため、たとえばChromeからSafariへと使用ブラウザが変更された場合も、別人として識別することになります。
Chromeのシークレットウィンドウ(Safariではプライベートブラウズ)の機能は、一時的にCookieを削除してブラウザをすっぴんの状態に戻すものです。この状態でページが閲覧されると、アクセス解析の上では別人として認識する他なくなります。さらにシークレットウィンドウが終了されると、新しく作成されたCookieまで破棄されるので、再び追跡が途切れてしまいます。このようにそのつもりがあれば追跡を振り切ることは比較的容易です。
近年のプライバシー保護意識の高まりから、悪者扱いされる傾向にある3rd Party Cookieですが、アクセス解析研究所でも3rd Party Cookieは利用していません。